新型コロナウイルス対策の影響で、いろいろな事がオンラインになって、1年たちました。
私は、数々のセミナーやワークショップをこなしています。
コロナの影響を受けてからも、ZOOMでやらせていただいてます。
時には100人を越えますが、参加してくださる方を見ていて、もったいないなあと思うことが多々ありました。
本記事では、そのようなオンライン時代だからこそ対面以上に気を付けなければいけない点について、まとめました。
オンラインにはもう慣れた?

使い方もわからなかったところから始まって、そろそろ慣れてきた頃ではないかと思います。
自宅やオフィスにいながら、いろんな方と打合せが出来て、なんて便利なんでしょうか。
移動時間はないし、いつもの慣れた空間で仕事できますね。
忙しい経営者やビジネスパーソンにとっては、オンラインでのメリットは大きいでしょう。
しかし、Webカメラ、マイク等あることをすっかり忘れてやってしまう失敗があります。
例えばこんな失敗
- マイクがPC内蔵型で、キーボードをたたく音や書類を触る音等が雑音として入ってしまった。
- マイク音量が小さいまたは大きすぎた。
- ミュートONになっているのをすっかり忘れて雑談または電話などしていて音がまるきこえだった。
- ミュートになっているのに一生懸命プレゼンしてしまった。
- 生活感丸出しの部屋を見られてしまった
いかがでしょうか?
これらは、ちょっと意識する事で解決します。
オンライン時代に心掛けたい事
それでは、オンラインコミュニケーションで気を付けるべきことをいくつかご紹介します。

1.対面よりもなかなか伝わりづらい
リアクションや表情は普段の2倍頑張りましょう!
オーバーリアクションくらいがちょうどいいです。
オンラインは、当たり前ですがPCの中の画面を見ていますよね。
人は、コミュニケーションを取るとき、通常は5感をフル活用します。
対面でしたら、見て聞いて、目の前の相手の表情や声色等、非言語コミュニケーションで、相手の感情や熱意を読み取るのです。
しかし、それがオンラインとなると、なかなか伝わりにくいのです。
相手の表情、声、温度感等、あなたが思う以上に、相手に伝わっていません。
オンラインだからこそ、ジェスチャーや表情は、大げさなくらいがちょうどいいのです。
表情豊かに、拍手や挙手は小さくではなく、バッチリカメラの前で、を意識してみましょう。
2.あなたはいつでも見られています!
カメラをoffにしていないかぎり、「見られている。」という意識を持ちましょう。
見られたくない時や一時中座する時はカメラをoffにするべきです。
オンラインでは、ディスプレイ画面に参加者が一斉に映し出されているのをそれぞれが見ています。
それは大勢でも一緒なのです。
特に大勢の時におちいりがちな失敗として、カメラonのままオフィスやご家庭で、誰かと会話をしていたり、飲食していたり、といった行動が丸見えになっていることがあります。
集中しなければいけないような場でそのような方がいらっしゃれば、悪目立ちします。
気を付けてくださいね。
3.ネット環境・音声
ネット環境が不安定で、落ちてしまう、話がブチブチ切れてしまう、とならないようなるべくネット環境はしっかり整えましょう。
PC内蔵マイクで、自分の声があまり届かない、人の声が聞こえない、など不具合のある方は、イヤホンマイクやヘッドセット等機材の購入も検討してみてください。
4.カメラの位置
カメラの位置は目線と同じかちょっと上くらいがちょうどいいです。
カメラが下でも上でも、あまりおすすめできません。
下すぎると相手からは天井ばっかり見えますし、上からPCをのぞき込んでるような不自然な状態になります。
カメラが上過ぎても変です。
程よい位置にしてくださいね。
PC内蔵型だから難しいという方、PCの下に本や台を入れて適度な高さを見つけてください。
外付けのカメラがお勧めです。
5.照明
自分の顔は陰になっていませんか?
しっかりライトの位置を調整して、明るく顔色良く映るように心がけてください。
特に部屋の照明や窓の位置の関係で自分が影になってしまう方は要注意です。
暗くなってしまうようでしたら、オンライン会議用ライトのご購入も検討してください。
また、最近ではZOOM内の調整でもずいぶん良くなりました。
6.背景またはバーチャル背景
自分の部屋からオンライン会議やオンライン研修に出席して、生活感たっぷりでしかも乱雑な部屋が丸見えになってしまったという失敗はありませんか?
これはかなり印象が悪くなります。
片付けられない人、だらしない人、という印象を与えてしまいます。
オンライン商談等をされる方はそのような事で失敗することもあります。
相手は見ています。
部屋の整理整頓はもちろんですが、見られてもいい場所が背景になるように机・PCの位置を変える、またはバーチャル背景を設定するなどして工夫しましょう。
バーチャル背景で、ご自身のビジネスのアピールを上手く利用する方もいらっしゃいます。
バーチャル背景は、PCのスペックが対応していないと設定できない事もありますが、グリーンのバックスクリーンを購入し後方にセッティングする事で解決します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オンラインコミュニケーション時代、便利ではありますが、悪い印象を与えてしまってはもったいないです。
一度自分を振り返ってみてくださいね。
今回は基本でした。次回は、オンラインで商談やセミナーをする時に心掛けたい事をコミュニケーションやトークを中心にお話したいと思います。